ブログのリライターが陥りやすい2つの罠とは何?
リライトライターは、ただ単に記事を書き換えればいいのではありません。リライトの目的にもよりますが、元の記事を書き換えることで、より良いものに変換していく事が求められるのです。具体的に、どのような点に気を付けていけばいいのかを考えてみましょう。
読まれやすい記事を書くには、まずは視点を読者のものへとシフトしていく事が必要です。多くの職業ライターが陥りやすい視点は、仕事として文字を書く、と言うもの。
指定語句にとらわれ過ぎてはダメ
具体的には、指定された語句を指定された回数使用して、指定された文字数に収める、という事を第一目的に考えてしまうのです。
もちろんプロのライターとして持っていなければいけない視点であることに間違いはありませんが、そのような記事を書き続けていても、読者にはすぐに飽きられてしまいます。
必要なのは、読者の視点を忘れない事。リライトの場合、伝えたい内容は、元の文章中に書かれているわけですから、ライターは、文章の要点を、より分かりやすく読者に伝えていく、という事を第一に考えて作業をしていくべきなのです。その上で、執筆条件との照らし合わせを行って、微調整をしてください。
無理に文字数を伸ばそうとしても読まれない
さらに、執筆に当たっては、物理的に読みやすい文章、という事も心がけましょう。これは漢字や句読点の使用といった、とても基本的なものですが、最も重要である、と言っても過言ではありません。どんなに良いことを言っている文章でも、すべての語句がひらがなで書いてあったら読む気にはなりません。
逆に難しい漢字をたくさん使っていても同じです。結局は読み手の視点になって、という上述の内容と重なっても来るのですが、読者が読みやすい文章構成を心掛けましょう。
気を付ける点は大きくはこの二点です。内容面では、読み手に要点を伝えることを第一に考える。外観面では、読み手に与える第一印象を意識して、漢字、句読点の使用を適切に行う。どちらも簡単に見えて、多くのリライトライターが最も疎かにしてしまう部分でもあります。
経歴の長いライターの方ほど、この傾向は顕著に表れてきます。意識的に自分の考え方をシフトさせ、今一度、本当に自分の書いた記事が読み手を意識した、読まれやすい文章になっているかどうかを見直してみてください。