読者を魅き込め!あらすじやネタバレの書き方と見本を紹介!!
今回はドラマや漫画・アニメのネタバレ記事の書き方のコツをテーマとすることにしました。
ブログ初心者でもネタバレ・感想系は非常に継続がしやすい反面、ターゲットを絞らず、流れを無視すると途端に読みづらく、また収益化もしにくくなってしまいます。
セールステクニックも含めて今回はあらすじ、ネタバレ記事の見本と収益化ができる記事の書き方を紹介します。
あらすじやネタバレ系の記事の構成について
- 今回のあらすじのまとめ
- 見どころを3つまで
- その回で学んだことや不思議に思ったことや感想
初心者はこの要素を重要視します。
ストーリーをきちんと伝えることの重要性
ネタバレ系ではストーリーをきちんと要約して伝えて行かなければ読者の頭に入ってきません。
- 登場人物
- 場面展開(切り替え)
- 行動
この三つを伝えて行きます。
例として今回は走れメロスを採用します。多くの方が中学生の頃に教科書に入っていたので読んだのではないでしょうか?
忘れてしまった方は一度読んでみてください。
これをドラマ化するとして、めちゃくちゃ簡単に言うと、「メロスはこの世の真実=信頼を証明するために、死刑の身代わりの親友を王様の元において、死ぬために戻ってくる」というものです。
これをドラマにするのであれば4つのシーンに分かれます
1⃣ メロスと王様との出会い
2⃣ 村での妹との結婚式
3⃣ 帰り道の困難
4⃣ 友との再会
アニメやドラマだと良い感じでこの場面ごとにCMが挟まりますね(笑) 特に長期連載は編集者が必ず「引き」を作るので、次回作が読みたくなるように作ります。
ネタバレあらすじを作るポイント
さてこのネタバレ記事を書くときに重要なポイントは何か?
それは場面ごとの主人公を視点にしたスタートとゴールをしっかり意識することです。
各場面内におけるスタート・ゴールここを外さなければ伝わります。
例えば1⃣のメロスと王様との出会いの主軸は
「メロス⇒王城へ行く⇒城で逮捕(及び死刑勧告)される」です。
この大きな主軸の周りに沢山の描写が挟まっています。
「メロスはお城に行ったら王につかまり、死刑勧告されましたとさ。」
ちゃんちゃん!!
・・・ここだけですと、「なんでやねん?」
って感じですが(笑)
その「なぜ?」という部分がネタバレの醍醐味になるわけです。
そうじゃなきゃばらす意味がない。
この「なぜ?」ってポイントを外さないで説明しながら感想を加えていくと、とネタバレが綺麗にまとまっていきます。
収益化を目的としたネタバレ記事の例文
例) 走れメロス第一話ネタバレとあらすじ!人は私欲の塊か!?
妹の結婚式の準備をするために友のいる城下町の市場に出向いたメロスは、途中で街が暗い様子に気が付きます。
なぜ町が暗いか?というといたるところで虐殺が行われていたからでした・・・。
人一倍正義感が強いメロスはその様子をみて激怒し、そのまま王城に突っ込んでいきますが、その場で逮捕され、王と対面します。
王様は一向に自分の罪を悪びれることはありません。
なぜか?その理由は「人間というのは欲の塊であり信じてはいけない」からというのです。
そして「平和を愛しているのに人を殺している」というのです。おかしいですよね?こんな人。
さて、メロスはそんな王に激怒し、王の間違いをただすためにある行動に出るのですが・・・・。
それが「死刑の身代わりに友を王のもとにおいて起き、後で戻ってくる」という提案をします。
そもそも、おかしいですよね?こんな提案。
あなたが親友だったら死刑の身代わり引き受けますか?私は絶対に嫌です(笑)
王様はこんな提案を引き受けるのですが、そこには理由があります。
「人間の裏切りを証明する格好の手段だ」と思っていたようです。
そう、人は己の欲望のために裏切ると思っているのです。
- さて、メロスは本当に戻ってくるのか?
- 真実は証明されるのか?
今回第一話で振られたテーマは大きいです。
続きはDVDを見てみましょう!!⇒リンク
です。
あらすじやネタバレに会話を連続させると伝わらなくなる
これは小中学の頃の読書感想文で添削されたかと思いますが、作文内に会話を連続させてると非常に読者に伝わりにくくなります。
なぜか?というと会話というのはその場面において想像の余地を多分に含む省略形でなされるからです。
今回の走れメロスで会話を連続の部分を抜き出します。
「市を暴君の手から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。
「おまえがか?」王は、憫笑びんしょうした。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」
「言うな!」とメロスは、いきり立って反駁はんばくした。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」
「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。
メロス:「国を人殺しをする狂った王様から救うのだ
王様:「お前なんかに私の孤独な気持ちが分かってたまるか?」
メロス:「何を言ってるんだ!人を疑う奴は最悪だ」
王様:「疑うのが正しいんだよ!人間なんて信じられないのさ」
・・・・この部分をみてあらすじやネタバレ感は起きませんよね?
メロスは王様に「人殺しをするなんて狂っている」というのですが、王様人を疑がうこそが正しい在り方だというのです。なぜかというと人は欲の塊であり、そんな人間なんて滅びてしまえば良いと思っているからでしょうか・・?
ドラマやマンガでは会話が連続していますので、そこだけを文字起こしのように連続させてしまうと読者がついてこれなくなります。
気を付けましょう。
読者が続きから読んでも分かるネタバレ記事を作ろう
続いて、途中回のあらすじやネタバレ記事の書き方です。
- 既に読者は作品を見て、復習して理解を深めようとしているケース
- 全くの見ていない人が大まかな内容を知りたいケース
この2パターンが考えられます。
単に読者の欲求が「共感」であるならば「ツイッターの呟き」を見れば人は十分満足であり、長文のブログをわざわざ読む必要もありません。
また、大まかな内容であれば、公式サイトに載っていることが多いですしね・・
では敢えてブログにするためにはどんな構成にしていけば良いのか?考えていきましょう。
・前回までの主なあらすじ300文字
・今回のストーリー
・見どころや感想
主な構成はこうなります。前回の筋から繋げないと途中から読んだ人が混乱します。
例) 走れメロス第二話ネタバレー村での結婚と幸せなひと時
前回までのあらすじ・・「正義感あふれるメロスは妹の結婚式準備のために王城に行くだが、城下で虐殺のうわさを聞き、そのままお城に乗り込み逮捕されてしまいまう。人間不信に陥った王と対面し、人の真実を証明するために身代わりの友を置き3日の戻ってくると約束して妹の元に旅立ったのだった」
さて、前回の続きですが・妹の元に帰ったメロスは急遽結婚式を開き幸せなひと時を過ごします。
頭にふと「死刑」の事がよぎり、このまま全てを忘れてとどまってしまいたいと思うのですが、その欲望に打ち勝ちます。
なぜか?それはきっとメロスが死よりも大切なものが「人を疑うところ」と「嘘をつくこと」だからでしょう。
幸せな結婚式の中で死を正義思うメロスの表情に私は感動をしてしまいました。私だったらそのまま逃げてしまうかもしれません・・・。
メロスの第二話だけを見ても、目の前の幸せを犠牲にしても人は何かを成し遂げなければならないのか?
辛い現実に打ち勝つためにどんな人間であるべきか?
そんなものが見えて非常に感銘を受けTVの前でティッシュを何枚も涙で濡らしてしまいました・・。
こんな感じです。
ストーリーがきちんと終えている。その場面ごとの見どころを自分なりに説明できることで公式サイトとは違うオリジナルのコンテンツとして評価されていきます。
あらすじやネタバレをオリジナルコンテンツかする視点が重要
これは何も作品紹介に限らず、商品紹介の文章全般、レビューなどにも言えるのですが単に作品そのものを言い換えただけのリライト文章は評価されにくくなっています。
- 元ネタに自分の体験を絡ませる。
- 過去の事例を絡ませる
- 他の事例を含ませる
本家にまけない自分の個性を加えることで、その記事が単なる使い捨てではなくオリジナルのコンテンツ化がなされます。
この作品を自分はどう解釈したのか?
どう読み込んでいったのか?
そんな視点を持って行くことが重要なのではないでしょうか?
私自身もマンガ速攻アフィリエイトの講座を作っていますが、ドラマやマンガを通じて自分の世界を伝えることで、その作品に関連したあらゆるものが売れていくようになると思っています。
恋愛ドラマから恋を学び、子育てドラマから育児を学ぶ。
上手く広げてつなげていけるのがAIにはできない人間の業だと思うのです。
今回お伝えしたかったのはあらすじやネタバレは単なる文字お越しと思うのではなく、自分の作品にもなりえるということとです。
そういう視点を持って取り組んでもらえたらうれしいです!!