記事中でリライトしやすい部分とは?力の入れどころを理解しよう!
リライトをするにあたって、どこの部分を集中的に書き換えていくか、という事は、ライターの方々なら悩まれることの多い部分ではないでしょうか。
要旨を変えない、というリライトの絶対条件を守りながら、オリジナルの文章を作っていく事は想像以上に難しいものです。今回は、リライトしやすい箇所を探す方法について考えます。
最もリライトしやすいと言われている箇所は、具体例の部分です。当然のことながら、結論部を書き換えることは出来ません。
同時に、書き出し部分を書き換えることも少し危険です。しかし、具体例についてはあくまで文章を分かりやすくするための部分であり、この部分を大きく書き換えることはリライトをするにあたって、積極的に行っていくべき箇所なのです。
興味のない記事のリライトでも具体例なら作りやすい
興味のないジャンルの話でもこの手法は効果を発揮します。話の本題に使われているジャンルと具体例のジャンルは必ずしも一致している必要はありませんし、むしろ、別ジャンルのたとえ話を使った方が分かりやすくなる場合も多々あります。
自分で読んでいて分かりにくい、と感じた部分をそのジャンルに興味のない人間にも分かりやすくするための具体例は、むしろ興味のない人間が書いた方が良いことも多いのです。
意見を入れすぎると文章全体の流れがおかしくなります
逆に自分に興味のあるジャンルの場合。ライターに興味のあるジャンルの記事では、書き換えすぎてしまうという危険があります。ライターが興味を持っていると、どうしても自分の意見と言うものが出てしまいがちです。
結論はあくまで元の文章に書かれているものを使っていかなければいけないはずなのに、下手に自分の意見があるばかりに結論部までを、気づかないうちに変えてしまう、という事が見られるのです。
自分に興味のあるジャンルの文章をリライトする場合は、逆に書き換える箇所は具体例の部分に留めることで、余計に自分の意見を書いてしまうことを防ぐ事が出来ます。
以上のように、リライトを行う際は、具体例の部分を集中的に書き換えていく事で、自分のオリジナリティーを出した文章を作成していくことが出来ます。
リライト初心者でどこから手を付けていいか分からないという方も、まずは自分の身の回りのことを具体例の部分に入れ込む作業をしてみてはいかがでしょうか。